毎月通院し、薬を受け取り、HbA1cを聞いて帰る。数値は大きく悪化してはいないけれど、あまり変わらない。「糖尿病の通院とは、こういうものなのだろうか」——そんな疑問を感じている方もいらっしゃると思います。
一方で、診断されたばかりで「これから何をすればいいのだろう」「薬はずっと飲み続けるのだろうか」と不安を抱えて、このページをご覧になっている方もいるかもしれません。
2型糖尿病の治療は、その人の状態に合わせて変えていくものです。
体重、年齢、生活、薬の効き方、血糖値の変化。状態が変われば、適した治療も変わります。数値が安定しないなら、その理由を探す。良くなっていれば、現在の治療を続ける必要があるか見直す。当院では「いまのあなたに合っているか」を確認しながら治療を調整していくことを大切にしています。
2型糖尿病と言われたばかりの方
これから何をするのか、薬は必要なのか、食事をどこまで変えるのか。まず現在の状態を確認し、必要なことから順番に考えます。
HbA1cが安定しない方
「頑張りが足りない」で終わらせず、安定しにくい理由を探します。薬の種類や服用時間、食事のリズム、睡眠、体重の変化など、原因は意志の強さ以外のところにある場合もあります。
いまの治療を、一度見直したい方
数値が安定しない、生活が変わった、薬の種類が増えてきた。いまの治療が現在の状態に合っているかを、一緒に確かめます。他院で治療中の方は、これまでの経過を正確に引き継ぐため、紹介状をご用意のうえご相談ください。
「生活習慣のせい」だけでは、ありません。
2型糖尿病は、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが「効きにくくなる」「分泌されにくくなる」ことによって、血糖値の高い状態が続く病気です。
発症には、いくつもの要因が重なります
原因を一つに決めつけることはできません
食事や運動などの生活習慣も関係しますが、それだけが原因ではありません。もともとの体質、遺伝的な傾向、加齢、ストレス、ほかの病気や薬の影響など、さまざまな要因が重なって発症します。
ご自身を責める必要はありません。
症状がないまま、進むことがあります。
2型糖尿病は、初期には自覚症状がほとんどないことも多い病気です。のどが渇く、尿が増える、体重が減る、疲れやすいなどの症状が現れる頃には、血糖値がかなり高くなっている場合もあります。
同じ時期に、症状と数値で見えるものは違います
症状がない時期でも、検査をすれば変化はわかります。
進み方は一人ひとり異なります。図は経過の一例です。
また、血糖値が高い状態が長く続くと、目、腎臓、神経、血管などに影響が及ぶことがあります。合併症のなかには、自覚症状がないまま進行するものもあります。
だからこそ、症状があるかどうかだけではなく、数値と現在の状態を確認することが大切です。
早い段階で状態を把握できれば、生活の見直しを中心に進められるなど、選べる治療の幅が広がる場合もあります。
01食事療法
「我慢の一覧表」は、お渡ししません。
食べてはいけないものを一律に並べるだけでは、長く続けることは難しくなります。まず、普段どのようなものを、何時頃、どのくらい食べているのかをうかがい、「まずここを少し変えてみる」「これは今のままで大丈夫」と優先順位をつけて考えます。
外食が多い方。夕食が遅い方。食事時間が毎日変わる方。その生活を前提に、できる方法を考えます。
02運動療法
「運動してください」で、終わりにしません。
どのような運動を、どれくらい行えばよいのかは、年齢、体力、治療内容、合併症などによって異なります。診察では、現在の状態を確認したうえで、無理なく取り組める範囲をご案内します。
同じ建物にある Medifit Lab(メディフィットラボ) は、当院院長が代表を務める健康管理型フィットネスです。ご利用は任意です。興味のある方は診察時にお声がけください。
03薬物療法
なぜこの薬なのかを、ご説明します。
飲み薬、インスリン以外の注射薬、インスリン。どの薬にも、それぞれの利点と注意点があります。当院では、次の4点をご説明したうえで治療方針を相談します。
なぜこの薬を選ぶのか
どのような効果を期待するのか
どのような副作用や注意点があるのか
今後どのような状態になったら治療を見直すのか
現在の血糖値やHbA1c、体重、生活などによっては、まず生活の見直しから始められる場合もあります。
「頑張りが足りない」で、終わらせません。
食事にも気をつけている。薬もきちんと飲んでいる。それでも、HbA1cが思うように下がらない。そのようなとき、原因が「努力不足」にあるとは限りません。
たとえば、このような可能性があります。
薬の種類や量が、現在の状態に合っていない
食事や薬の時間と、血糖値の動きが噛み合っていない
気づかないうちに低血糖が起き、その後に食べすぎている
睡眠不足やストレスが影響している
体重や生活リズムが変化している
ほかの病気や、服用している別の薬が影響している
当院では一つずつ状況を確認し、必要に応じてCGMなども活用しながら、なぜ血糖値が安定しにくいのかを考えます。理由がわかれば、次に何を変えればよいのかも見えやすくなります。
Web予約は24時間受付・入力の目安は約2分。
Webまたはお電話からご予約ください。WEB予約は24時間受け付けています。
マイナ保険証または資格確認書をご用意ください。お薬手帳や過去の検査結果をお持ちの場合は、あわせてご持参ください。
現在の状態に応じて、必要な検査を行います。血糖値・HbA1cは院内で測定します。
検査結果だけでなく、お仕事、食事、生活リズム、現在困っていることなども確認します。そのうえで、現在どのような状態なのかをご説明します。
考えられる選択肢と、それぞれの利点・注意点をご説明します。一方的に治療を決めるのではなく、ご本人の希望も確認しながら方針を考えます。
「次はいつ来院するのか」「次回は何を確認するのか」を整理してからお帰りいただきます。
日本糖尿病学会専門医2名が在籍しています
院長
森山 純江
日本内科学会 認定内科医
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 専門医・指導医
日本リウマチ学会 専門医
日本医師会認定産業医
医師
吉川 玲欧
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 専門医
日本動脈硬化学会 専門医
日本リウマチ学会 専門医・指導医
いまの治療が、いまのあなたに合っているか。それを確かめることも、受診の理由です。
当院では、血糖値・HbA1cを院内で測定し、その日の診察で結果をご説明します。数値だけではなく、生活や現在のお悩みも確認しながら、「これから何をするのか」を一緒に整理します。受診したからといって、必ず治療を大きく変えるわけではありません。今の治療が合っているとわかることも、一つの大切な答えです。
Web予約は24時間受付・入力の目安は約2分。健診結果がお手元になくてもご予約いただけます。
月〜木 9:00〜12:00/14:00〜17:30
土 9:00〜12:00
金・日・祝 休診
〒371-0002 群馬県前橋市江木町1701-1
とりせんローズタウンショッピングモール内
共用駐車場400台・無料