食事のあと、眠っている間、運動したとき。
腕につけた小さなセンサーで、グルコースの変化を記録します。生活や治療のどこを調整するとよいかを見つけるための方法です。
CGMをご希望の方は、受診時に医師へご相談ください。
ご自身が対象となるかを診察で確認
現在の治療や血糖の状態を確認し、CGMを使用する意味があるかを判断します。
保険適用は受診時に確認します
使用する機器や治療内容を確認し、開始前にご説明します。
受診時に医師が確認します
現在の治療内容をもとに、CGMを使用する意味があるかを確認します。
診察の日に測った血糖値やHbA1cは、糖尿病の状態を確認するために大切な数値です。一方で、それだけでは次のようなことまで分からない場合があります。
どの食事のあとに上がっているのか
眠っている間に下がっていないか
運動をした日はどのように変化しているのか
薬やインスリンが今の生活に合っているのか
HbA1cがなかなか安定しない
頑張って気をつけているつもりなのに、結果に繋がらない…
食後の血糖が気になる
何を食べた時に上がっているのか、理由が分からず食べるのが怖くなる…
夜間の低血糖が心配
眠っている間の変化が分からないから、夜になるのがどこか不安…
インスリンの調整が難しい
今の量や打つタイミングが、本当の自分の生活に合っているのか知りたい。
生活の時間が不規則になりやすい
仕事や食事の時間がバラバラで、血糖が安定しにくい…
運動の効果を知りたい
歩いた日と歩かなかった日で、どのくらい違うのか確認したい。
CGMが必要かどうかを、
ご自身だけで判断する必要はありません。
現在の治療や生活を確認し、CGMを使用する意味があるかを診察で一緒に考えます。
CGMに興味があっても、「腕につけるのは痛そう」「費用はどのくらいか」「スマートフォンの操作が難しそう」と気になる方は少なくありません。それぞれについてご説明します。
痛みが心配な方へ
センサー装着時の痛みは少なく、ほとんど気にならない方が多い機器です。
※感じ方には個人差があります。
装着後に強い痛み、出血、赤み、かゆみ、腫れなどが続く場合には、ご相談ください。
費用が心配な方へ
現在の治療内容など、一定の要件を満たす場合は、保険診療の範囲で使用できることがあります。
保険適用の可否は、受診時に医師が確認します。窓口でのご負担額は、保険の自己負担割合や診察・検査の内容によって異なります。
操作が心配な方へ
スマートフォンを使用する場合は、基本的な設定や確認方法をご案内します。機器によっては、専用の読み取り機器を使用する方法もあります。
アプリやBluetooth接続など、機器固有の技術的な不具合については、メーカーのサポート窓口をご案内する場合があります。
2型糖尿病の方へ
インスリン治療を行っていない2型糖尿病の方でも、一定の条件を満たす場合には保険適用となることがあります。
保険適用の可否は、受診時に医師が確認します。
CGMは、Continuous Glucose Monitoringの略で、日本語では持続グルコース測定と呼ばれます。上腕などに小さなセンサーを装着し、皮下の間質液に含まれるグルコースを継続して測定します。
指先での血糖測定
測定した時点の数値が分かる
測定していない時間帯や、上昇・下降の傾向は分かりません。
CGM
食事中・仕事中・睡眠中を含め、1日の流れが分かる
測定していない時間帯を含め、1日の変化を「線」として確認できます。
図は説明用のものです。実際の測定結果ではありません。
上腕の後ろ側にセンサーを装着します
センサーは最長14日間使用できます
対応するスマートフォンでグルコース値を確認できます
高グルコース・低グルコースのアラートを設定できます
装着したままシャワーや運動などを行えます
専用Readerを使用する場合は、機能や確認方法が異なります。当院で取り扱う機器は診察時にご説明します。
検査結果や治療内容と合わせて確認します
CGMのグラフだけを見るのではなく、現在の症状、血糖値、HbA1c、服用している薬、インスリンの使用状況などと合わせて確認します。
生活と数値を一緒に見ます
食事、仕事、睡眠、運動、薬やインスリンを使用した時間などを伺い、グルコースが変化した背景を整理します。
一度にすべてを変えません
改善できる点をすべて並べるのではなく、治療上の優先度と、患者さんが取り組みやすいことを考えます。
次の治療に反映します
必要に応じて、食事や運動の方法、薬の種類や量、インスリンの使用方法などを検討します。
CGMの目的は、すべての数値を完璧にすることではありません。どの時間帯に、どのような変化が起きているのかを知り、生活や治療の中から見直す場所を見つけることです。
食後の上がり方
食べる内容、量、時間、組み合わせなどによって、グルコースの動きが異なる場合があります。ご自身の身体が、どのような食事に反応しやすいのかを確認します。
夜間・早朝の変化
眠っている間にグルコース値が下がっていないか、朝方に向かって上昇していないかなど、通常の採血では確認しにくい時間帯を見ます。
運動や日常活動の影響
ウォーキング、仕事、家事、スポーツなどを行った日の変化を確認します。一般的な「運動をしましょう」ではなく、ご自身の生活に取り入れやすい方法を考えます。
薬やインスリンとの関係
薬を飲んだ時間やインスリンを使用した時間と、グルコースの動きを重ねて確認します。必要に応じて、薬の種類、量、使用する時間などを医師が検討します。
食べたものを責めたり、反省したりするためのものではありません。
ご自身の身体が何に反応するのかを知り、無理なく続けられる方法を見つけるためのデータです。
インスリン治療中で、血糖の変動が大きい方
低血糖や夜間低血糖が心配な方
食事や生活の時間が不規則になりやすい方
仕事、スポーツ、肉体作業などで活動量が変化する方
インスリンを新しく始める方
薬やインスリンの内容を変更した方
食事や運動による変化を具体的に知りたい方
治療を続けていてもHbA1cが安定しない方
CGMは全員に必須の検査ではありません。今の治療、確認したいこと、機器を快適に使えるかなどを一緒に確かめた上でご提案します。チェックが当てはまっても「絶対に使わないといけない」わけではありませんのでご安心ください。
WEB予約から、ご都合のよい日時をお選びください。
予約時点で、CGMを使用するかどうかを決める必要はありません。
これまでの治療、血糖値、HbA1c、低血糖の有無、生活状況を確認します。「食後の変化を知りたい」「夜間低血糖が心配」など、CGMで何を確認したいのかも伺います。
CGMが適している場合は、使用する機器、装着方法、スマートフォンまたは専用機器の使い方、注意点、保険適用の可否をご説明します。
食事、仕事、運動、睡眠など、普段の生活を続けながらデータを記録します。必要に応じて、食事、運動、薬、インスリンを使用した時間なども記録します。
グラフと生活を照らし合わせ、今後の治療で見直す点を整理します。
診察内容、使用する機器、保険適用の確認、機器の在庫状況などにより、初診当日に装着できない場合があります。
お持ちいただきたいもの
お薬手帳
最近の血液検査や健診の結果
血糖値の記録
CGMや血糖測定器の記録
アプリの使用を希望する場合はスマートフォン
お持ちのものだけご持参ください。すべてそろっていなくても受診できます。
CGMは、現在の治療内容など、所定の要件を満たす場合に保険診療の範囲で使用できることがあります。インスリン治療を行っていない2型糖尿病の方でも、一定の条件を満たす場合には保険適用となることがあります。保険適用の可否は、受診時に医師が確認します。
保険適用の可否は、次のような条件によって異なります。
現在の治療内容
使用する機器
センサーの使用方法
診察や検査の内容
保険上の要件との適合
窓口でのご負担額は、保険の自己負担割合や診察・検査の内容によって異なります。開始前に、内容とあわせてご説明します。
内容が分からないまま、
CGMの使用を始めることはありません。